重なる拳~夕陽の約束~
ガチャ…




扉を開けた…





ビュゥゥゥゥゥゥ…




冷たい風が吹いていた…






「さみぃなぁ…」





俺は屋上のベンチに腰掛けてた…





しばらくすると…



ガチャ…





「わいぃ…遅くなったな」

暁がコーヒーを持ちながら来た

「あぁ…」



「やっぱさみぃなぁ…ほいコーヒー!!」



「サンキュー…」





俺は缶コーヒーを開けて飲みながら…亮たちの事を考えてた






「なぁ…雄輔…」





「うん?」





「あいつらやっぱ携帯も通じねぇんだわぁ…」





「マジかぁ…」
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