この空の星を見上げて
第5章~嫉妬~
宿泊研修が終わってから明かりかに結衣との距離は縮まった。

僕は毎日が楽しかった。

いつも視界には結衣がいる。

結衣と話すのも普通にできるようになった。

ただ、僕の心の中に新しい感情が芽生えた。

それは…《嫉妬》。

結衣は性格は明るく誰とでも話せた。

結衣は学年でも明らかにモテる方だった。

というよりもモテていた。

だから、いつもクラスの男子や他のクラスの男子に話しかけられていた。
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