絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜下

友達の証

部屋に戻って、ベッドに横になった。


ずっとこのままなのかな…?


こんな苦しみが一生続くなんて…嫌だよ。


――ガチャッ!


部屋のドアが開いた。


僕はビクッとして起き上がった。


「あ……」


藤田達だった。


どうしよう…。


言葉が出てこない。


部屋の中で沈黙が続く。


「あのさ…」


最初に口を開いたのは、藤田だった。

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