化け猫山
少年は、咄嗟に足が動き全力疾走で逃げた。
父親『待て!!!』
父親が、後を追いかけた。
が、
子どもの足が、大人の足に勝てるはずもなかった。
父親が、遂に少年の肩を掴み振り向かせた。
その時父親は、涙を流した自分の息子を見た。
父親『…………弦』
少年『…父上……わ―』
父親『大丈夫か?!弦!』
少年(え?)
父親『この近くに、人を殺めた罪人が居る。家に、居ろ弦。
この場は、危険だ。
しっかり戸締まりをな。』
父親が、小声で話し終えると、少年から、背を向け去ろうとした。
少年『父上!!!』
父親は、背を向けたまま止まった
少年『父上……わたしは………私は!!』
父親『黙れ!!弦!!!』


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