秘密の恋 〜私の禁断〜 上

動揺

お店に着いて、私は車をおりて歩き出す。


「リサコ!そんなに堂々と歩いて平気?」

…あっ!!

「そ…そうだね、誰かに見られたらまずいか」

「そうだよ!旦那の友達とかいるかもしれないでしょ?」




”しれないでしょ”

わかるかなぁ、この表現。
少し上から目線って言うか、お兄さんっぽいって言うか…うちの旦那には無い大人な雰囲気!

そんな一言にかなり私はトキメいた。



やばい…まじヤバイ!!


こういうの好き!!



「おいで、行くよ!」



出たー!!


”おいで”


これもカナリやばーい!!



私は、久しぶりの異性に興奮しっぱなしだった。



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