◇◆近距離恋愛◆◇〜続編〜
*近距離恋愛

美海サイド

「美海、とうとうこの日がやってきたね」



そういってコートを見つめる愛子



「うん。大丈夫、きっと勝てるよ」



そう、今日はとうとう引退試合なんです




始まるまであと10分




隼人たちは
もうコートでシューティングをしている




あ〜、どうしよう
やっぱり緊張するよ



最後の試合だし
勝ってほしいな




そう両手を合わせて念じていると



「美ー海!」



後ろから聞こえる声




「結衣ちゃん!応援来てくれたの?」



美海は結衣ちゃんに駆け寄り手を握った



「まあね、亮也が行きたいってうるさいからさ」



「いいじゃんか〜、隼人の晴れ舞台だぜ?」



「ほんとあんた隼人のこと好きよね?ホモ?」



呆れながら亮也を見る結衣ちゃん




「ちげーよ!俺は結衣だけだよ〜」



そう言って結衣ちゃんの腕を掴む亮也



「気持ち悪いわね、離して!


じゃ、美海!あたしたち上でみてるから!」




「うん!」



二人が上に行った少ししたあと




「美海ちゃん!」




そう呼ばれたほうをみてみると松葉杖をついた空ちゃんがいた



それとなぜか柴崎さんと海くん




「空ちゃん来てくれたんだ!ありがとう!足大丈夫そう?」



「大丈夫大丈夫!リハビリやってて順調に回復してるから!」



そうニッコリと笑う


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