桃色の1ページ
離れてく温もり



気付くと視界に広がる公園。



あ…、あたし。


ベンチで眠っちゃってたんだ。





「はあー‥」


つい、零れたため息。





あいつ、今頃何してんだろ。








空のオレンジ色が、だんだん暗くなってきた。



あの日も確か、こんな感じの色だったな。





* * *





「あ.あのねっ」



中2の春。





桜は満開に近かった。





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