モノクロ
「…私に分からないと思ってた?君たちよりも経験豊富なんだから。」
「…すみません。」
ほほ笑む店長の姿を見て、やっぱり店長にはかなわないなと思った。
「…涼子ちゃんのこと大事にしなさいよ。」
そう言って店長は、俺の肩を叩いた。
「はい…失礼します。」
俺は頭を下げて、休憩室を出た。
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プルルル プルルル
俺は店を出て行きつけのコンビニで夕食を買って、駐車場で涼子に電話をした。