秘密恋愛
だから
いつも、隠している
嫉妬で歪む
表情も、
心も、
全てに蓋をして、覆い込むんだ。
誰にも気づかれないように
誰にも悟られないように
ポーカーのように、
知らん顔をしてやり過ごそう。
そうすれば、きっと、大丈夫。
それでもきっと、
俺はまた、嫉妬するんだ
そうしたらまた
それに何重もの蓋を被せて・・・。
そうして
閉じ込めてしまえばいい――
こうして俺は
硬いかたい、殻を被った
弱虫へと
成り下がっていくんだ――