Replicant・Lover’s-L No.6 2 Method to human
「それでその髪の色か?」

鎌をかけてみると簡単に、

「そう言う事」

と白状した。

向かいに立つ男が手を下げた為、彼も身構えるのをやめた。

「彼女のような有名人を巻き込むと後が大変だ」

彼は忠告したが、

「責任取るのは俺じゃないし。俺は目的を達成したいだけ」

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