1Rの彼女*番外編*
映画編
ギラギラ照りつける太陽。
夏真っ盛りのこの季節。

こんなに暑いと、ひまわりも夏バテしちまうんじゃないか?


こんな季節はさ…。




「拓馬ー、例のヤツ持って来たぞ。」

俺を呼ぶ声。
この声の主はもちろん康介。

手に持ってる“例のヤツ”を見せながら駆け寄ってくる。



ニヤニヤ顔の康介。

「お前も好きだな~。」

「なに言ってんだよ。そういう康介だって見たんだろ?」

「まぁな。今回のは当たりだぜ。最後まで楽しませてくれたからなぁ。」



康介の感想に、俺のテンションは上がる上がる。
結構適当な康介だけど、これらの感想は信用できる。
コレに関して、康介は外したコトがない。


「1人で観ろよ。」


ニヤリと一言。


「当たり前だろ。」


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