優しい気持ち
「あっ!」

「・・・。」

「あのっ、卒業おめでとうございます!」

「あぁ・・・。」

何か以前と違う雰囲気だったが、気のせいだと思った。それから二十分ぐらいして次のバスが来た。

「今日寒いですね。」

私は以前のように話を切り出した。

「・・・。」

反応してくれなかた。つーんと外を向いたまま、私はそれ以降何も話しかけることができなかった。そして彼の停留所に着く。

私は何も話すことはできなかったけど、最後に激励の言葉を言おうと思った。
だが、その前に彼が行動に出た。

「ちょっと来て。」

「あっ!!えっ!?」

彼は私の手をぐいっと引き、その停留所に降ろした。

「・・・。」

「・・・。」

何だろう。

「こっち。」

私は彼が歩く方向について行った。
しばらく歩くとそこには田舎にはよくある、廃墟のようなものがあった。彼はそこに入っていく。

「・・・。」

仕方なく私もついて行った。

廃墟に入ると、彼が部屋の中心に立っていた。さらにその奥には三人の男がいた。

「・・・!!」

≪バタン!≫

「えっ!?」

後ろにも男が2人。身の危険を感じた。

「なにっ!?なんなのっ!?」

私がどんなに大声をだしても、男たちはへらへらしている。彼までもが今までに見せたことのないような表情を浮かべ、私を見ている。

怖かった。

後ずさりする私を捕まえ、強引に床に押し付ける。抵抗するも服を剥ぎ取られ、下着があらわになる。男六人がかりで襲われたら、女一人を抑え込むことなどたやすいことだった。

口を塞がれ、下着までも剥ぎ取られた。まだ誰にも見られたことのない乳房も陰部も彼とその知らない男たちに弄られた。
強引に唇を奪われ、体中を触られた。

そして男根を眼前に差し出し、喉の奥に突っ込む。何度も嗚咽を起こした。

≪やめて・・・!≫

口内を犯しきると、足を広げ秘部に挿入してきた。

何度も。次から次へと。

その時男というものを知った。

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