【短編】年下の彼


平日意外で春くんと会えることなんてないから、私のテンションはいつもより高い。


いつも歩くこの道だって、私服であるくと景色まで違って見える。


わぁ〜緊張してきた〜。


もう春くん来てるかな?
でもマイペースっぽいし時間ギリギリに来たりして?

なんて考えてたら見慣れた駅が見えてきた。


あ…春くんもういる!


嬉しくて春くんの傍まで走った。


「春くん!」


振り向いた春くんに思わず見とれてしまった…。
だ、だ、だってぇ〜〜!
かっこよすぎ!!!


私といても絶対に年下には見えないから!
っていうか私大丈夫…?
隣に並んだら釣り合ってないよね。


で、でも!せっかく叶ったデートだし!気になるけどきにしないっ?!


「…っい!……おいっ!」

あっ、一人の世界に入り込んでたっ。


「何ぼーっとつったってんだよ。おいてくぞ!」



「やだ、やだっ!ごめんっ。だって春くんかっこよすぎだから、私隣にいていいのかなって考えてたの。」


「…………っとに、お前かっこいいとか平気でいうなよ。…ってか隣がどーとかって今更じゃね?」



「そ、そーだけど!!私服姿初めてみたし、いつもと雰囲気かわって更に大人っぽくてかっこよすぎるんだもん…。」



「…ったく。行くぞ。」


照れたように駅に歩きだした。


あっ前もこんなことあったね。照れた顔を見れるのは二度目だね。


デートの始まりから嬉しいな。


なんだか1日楽しくなりそうな予感がして、先に行く春くんを笑顔でおいかけた。


いつもの左側。今日は特別だよね。



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