天使への判決
「テメエ!何やってんだ!?
自分のやった事、解ってんのか!?」
膝を抱えたままふさぎ込むナオキの胸倉を掴み、ヨウスケが引き上げた。
しな垂れたナオキの身体が力無く持ち上がる。
「俺の気持ちなんてテメエにはわからねえよ…」
ナオキが呟く。
「俺には堅二さんが全てなんだ。
堅二さんが昏睡状態のとき、俺がどんな気持ちだったか…
堅二さんが死んだら中山組の奴らを壊滅させて、俺も死ぬつもりだった…
中山組の奴ら…許せねえんだよ…」