この想いを君に…
「どーもありがとう」

祥太郎はサラっと流した。

「でも俺、私生活めちゃくちゃだから、子供が憧れるような存在じゃないよ」

それまで優しい表情を浮かべていたのに急に鋭い表情を見せて

「俺はそういう人間だから。
あまり期待しないで」
< 207 / 503 >

この作品をシェア

pagetop