この想いを君に…
テーブルはあたし達家族と光さんが一緒。

梓ちゃんが9月に生んだ女の子、陽菜ちゃんはママが預かる事に。

「可愛いね〜」

ママは楽しそうに陽菜ちゃんをあやしていた。

「私も産みたいなあ〜」

チラッ、とパパを見ると

「もういい」

即答でパパはママを黙らせた。

「じゃあ、むっちゃんの子供でいい」

ママはチラッ、と光さんを見る。

「真由!」

パパが咳ばらいをする。

光さんは…固まっている。

あたしは、呆れている。
< 475 / 503 >

この作品をシェア

pagetop