結婚願望
母は私の胸ぐらをつかみ、泣いていた…。




泣きながら、何度も私をぶった。




『あんたは…あんたは…!』言葉にならずに私をぶち続けた。




『謝りなさい』と少し落ち着いた母は私に言い、隣の和室に向かった。




私は母が和室の手前でひざまずくのを突き飛ばして和室に入った。




床に両手をつき、頭を床へこすりつけた。




謝罪の言葉は一切口にしなかった…。




母も黙って頭を下げていた。




夫母子は正座をして、私たちを上から見下ろしていた…。
< 28 / 47 >

この作品をシェア

pagetop