さくらいろ *



ギャル達を追っ払い


渡瀬にもう一回告白をせがる



「野田君が...好きです」


消え入りそうな声


赤面する渡瀬


すべてが愛しく見えた


今まで女なんて


いくらでもいた


ただの遊び道具にすぎない女


でも渡瀬は違う



初めてあった時から



この時を待っていた



「俺も好き」



俺は 真っ赤な渡瀬に



触れるだけのキスをした



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