ヤンキーをナメんな!!
「おいお前らの高校の名前は」
「あ、亜白高校です」
「そこの総番は」
「えーと…勝山力哉さんです」
「あのたれ目か」
「え、はい…何で知ってんスか?」
「さっきぶっ潰してきた」
「「「えええ!?」」」
俺の学校の生徒に絡んでいた三人の不良は、悲鳴に近い声を上げた。
それから、
「すっ、すいませんでした!!」
そう言って逃げ出した。
「けっ、根性のねー奴らじゃ」
俺は逃げていった不良共の背中を見送った。