レンアイ




「ねぇちょっとおーっ!!!やめてよー!もー!!」



「やなこったぁーっ」





あれから毎日玲於奈はあたしのところに来てくれてる。




いつも笑って。







「あっ、ねぇアドレス教えてー?」


「え?そんなに俺のこと好き?」


「ううん!あはっ!!!ほら早く!赤外線ー!!!」

「はいはい、お姫様。」





…………………



「送れなくない?」


「うん…」



ちらっと玲於奈の携帯を見る。





「ちょっとーっあたしに送信してよー、何受信にしてんのー!?」


「ええっ!?ほんとだ…」






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