つむぐ、

隣で、

ブランケット一枚かけて、

温かいコーヒーを二人で飲みたい。


いつか、泣いてもこの記憶があれば大丈夫って…


言うものを頂戴。


散った墨を見て、

手を振る。

確かに、口は

‘ばいばい’って作った筈なのに。


達磨はあたしの前まで来て、倒れた。

拾う先に

明日があれば良いな。


(至極)
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