つむぐ、

緩やかに

殺されたいなぁ...

そんなあたしは

一縷(イチル)の

光を抱き、

胸に手を当てて

追悼しました。


幸福に触れる事に

いつか、感謝をしたいと思いました。

今は、何がどうなって、

どうすれば良い道なのかわかりませぬ。

あたしを、連れてって、お願い....


(人魚、嘆き)
< 59 / 188 >

この作品をシェア

pagetop