二重人格弟に溺愛中
◆決断

帰国




「何向かい合って立ってんてんのよ~

あっ、連絡?

ごめんね!!携帯使うのめんどくさかったから、サプライズってことで連絡してなかったの~

うふふっ…

ビックリしたぁ?」



マシンガントークで
何を言ってんのか理解できなかったけど、流れに任せてあたしは頷いた。



「お土産も沢山買ってきたから
リビングに来なさい~

お父さんも待ってるわよ?」



お母さんにそう言われ
圭と顔を見合わせ
リビングに行く事にした



リビングに行くと既にお父さんがお土産の包みを開けていて、あさっていた


「おかえり、お父さん」


「おかえり~」


あたしたちの声に反応したのか、肩を跳ねさせてすぐに振り返った



「あ、紅莉~!圭!
会いたかったぞ~!!!」



大声と共に抱きついてきた!!
< 265 / 338 >

この作品をシェア

pagetop