学校の怪談
「…で、結構居るよな…アレが…」

それは、俺もこの学校に来たときからわかっていた。
「あぁ、たくさん居るな。…幽霊が…」


そう、俺達は霊感があるのだ。
俺、小原晋之介は見たくもないのに見えてしまう。
長渕類は、オカルト大好きな霊感少年だ。


「よしっ!晋之介!この学校でも哀れな霊達を成仏させてやろぅぜ!」
何で類は、幽霊が怖くないのか不思議でしょうがない。
「ぅえー…ヤだよ。俺すぐに、乗り移られるしさぁ…」

「そん時は、そん時だろ!?頑張って行こうぜー!」
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