学校の怪談
佐藤はフラフラしながら、屋上へと階段を上って行く。


「あきらかに、様子おかしいよな。」
「うん…でも屋上は鍵がかかってるから開かないはずなんだけど…」
「中に入ってった!鍵が開いてる!」



【独りは寂しい…独りは怖い…】

「ゆぅちゃん」

【あっリナちゃん来てくれたんだね。ありがとう。…私独りは寂しいよ…だから、私の所へ来てよ…】

「うん、行くよ。」

佐藤は屋上の柵を乗り越えた。
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