不良君と私の恋愛物語

理由

どれくらい泣いただろう?

泣いてる私を二人は何も言わずに待っててくれた。

「ヒック…。急に泣いたりしてごめんなさい…。」

「いや…。大丈夫?」

「…うん。」

「そっか。何があったの?一樹と何かあったんだよね?」

「……。」

しばらく沈黙があったあと、改めて誠人クンが質問してきた。

「まだ好きなんだよね?」

うん、とうなずく。

「じゃあ何で…?!」

聡クンの強い口調にビクッとしてしまった。

「聡。冴子チャンが可哀相だろ?」

「…ごめん。」

私のせいでみんなが辛い気持ちになってる…。

こんな自分がイヤになる…。





< 218 / 257 >

この作品をシェア

pagetop