不良君と私の恋愛物語
「もうすぐテストだね~」

「勉強したくなぁ~いっ!」

「冴子は少しくらいやりなさい(笑)」

「無理~!!(笑)」

そんな話をしながら下駄箱で靴に履き替えていた。

「なんか外騒がしくない?」

「ね~。なんかあったんかな??」

いつも静かなハズなのに。

今日はキャーキャー騒いでるよ。

一体何事?!

~~~~~~~~~~
全く。

女子高生ってやつは。
なんでこんなにうるさいかね。

そんなに男が珍しいか?

お前らに用はねーんだよっ!!

「美里チャン達来ないねぇ~」

不機嫌そうな俺に一緒にいたダチが言った。

「もう帰っちゃったとか~?」

「はぁ~?!」

マジ?

待ち伏せして帰られたとか超ダサくね?!

イライラMAXになった時。

あいつは現われた。


< 28 / 257 >

この作品をシェア

pagetop