世界で一つの指輪
勇馬の苦しみ
勇妬は感付いてはいたけど理由はわからない見たい

ヒロは黙ったままだった

私は曖昧な気持ちのまま風呂に入り、勇馬の帰りを待った


   「カチカチ」
時計の針の音だけが部屋に響いた

午前一時半

  「カチャ」
扉の音がした

私は慌てて下に降りた


美奈「勇馬〜ぁ」

私は駆け寄って抱き締めたかった

でも勇馬が勇馬ではない…
痩せ細っていた事に気付いた


勇馬「美奈?ごめんな…部屋まで抱えて行ってくんねぇ?」


美奈「わかった」
少し戸惑ってしまった
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