僕は彼女の事を二度愛していた
むしろ声は大きくなった。
「やめろ、やめろ、やめろ!」
叫んだ。そして、自分の声に目覚めた。
「なんなんだ?この夢・・・最近、こんな夢ばかりで、ちゃんと眠れやしない。」
枕元に置いた携帯を見て、時間を確認した。
「まだ、こんな時間か・・・。デートの時間までだいぶあるしな、もう一眠りするか。」
ふとんを頭から被った。
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