詩、始めました。
リハビリズム-大怪我しました-
『冬の日』


雪かきをする 父さんの手は

まっかっかだった

まっかっかな手が

みーちゃんの ほっぺにさわった

みーちゃんは びっくりして泣いた

父さんの まっかっかな手が

悲しかったのかもしれない


父さんは 笑っている

いつまでも 笑っている

笑う父さん 泣くみーちゃん



僕だけがひとり あまった

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