逃げ道なし!
ダヴィンチは、佐藤の髪を持ち上げ、ぶら下がる首を、暫く眺めると、血の吹き出す胴体へ、再び首を乗っけた。



"ゴロン"



溢れる血で滑り、首は再び地面に転がる。



ダヴィンチ「あららっ。
完成された美にはね・・・・・・・静止は必要なんですよ。」



ダヴィンチは微笑みを浮かべると、外へでて暗黒の空を見上げた。



首をコキコキと・・・・・ならし、腕を大きく広げ視点の定まらない目つきで言った。



ダヴィンチ「アハッ・・・・・・・・アハハ、うっ・・・・うぅぅぅ〜ん、・・・・・あの表情・・・エッ・・・・エクスタシーですねぇ・・・・・・」



"ピカッ・・・・・・・ゴロゴロ!"


沢山の閃光が、一瞬キラメキを放ち・・・・・暗黒の空に消えていく。
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