小さな命~3歳になれなかった子~



「私、カンナを産んでからは、カンナのコトだけ考えて生きてきた

でも、ユウに出逢って、母ではなく、女として接していた

だから・・・今日、カンナが怒ったんだと思う」



自分を責めるミサが健気だった


気がついたら、ミサを抱きしめていた




「俺じゃダメ?ミサもカンナちゃんも守りたいよ

簡単なことじゃないのは分かってる

でも、生半可な気持ちじゃないよ!

本当のことはなしてもらっても

全然自分でも信じられないくらいスキなんだ・・ミサのこと」




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