キャラメル
3クオーター目からは段々とまた
点差が離れてきてしまった




あたしが狙って打った3ポイントは
4本中1本しか入らなかった




3クオーターが終わり,点数は38対25…




休憩中あたしは悔しくて泣いてしまった…




「モモ…まだあと1クオーター
あるんだから!
最後まで頑張ろ!」



ナオはやっぱりキャプテンらしいな…



「ゔん…がんばる…」




あたしは涙を拭いて鼻水をすすった




ツヨシがあたしの座っている
椅子の前に立ちはだかった




きっと泣いたりしたから
いつもみたいにからかうか
怒られるんだ…




あたしはそう思った―




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