■□第2ボタン□■
『明日は

とーとー

卒業式だねぇ。』

時は、

昼休み。

話題は

明日の卒業式だった。

『・・・・、そぉだね。』

かるぅく返事する。

だって、次に来る言葉・・・・

わかるんだもん・・・・・

『ユズの

だぁぁぁぁいすきな

翔先輩も

卒業しちゃうねぇ笑

残念残念!!』

やっぱり・・・・・・

にやにやしながら言ってくる

くそ意地悪な親友、

亜美。

こいつはぁ・・・・・ほんと

むかつく!!

『離れ離れになっちゃうねぇww

彼女できちゃうかもねww』

ぷちっ

なんか、

すっげぇむかつくぞ

『大丈夫だもぉん!!

愛さえあれば+*』

苺牛乳を飲みながら

少し、膨れっ面な顔で

返す

『愛?

愛・・・・・・。

君たちの関係は?

なんだっけ?』

う・・・・・

鋭いな・・・・・

『おっ、幼馴染ですけど・・・・』

『幼馴染・・・・・

その関係に

愛は

存在するの?』

さっき

ホントついさっきまで

にやにやしながら

言ってたのに、

急にまじめな顔して

あたしの目を

まっすぐみつめ

言った。

愛は

存在するの?

愛は

存在するの?

亜美の言葉が

あたしの頭を

駆け巡る・・・・・。

















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