コンビニラブ
吉野は由衣の前に立ちはだかった。

「!」

「中途半端はやめようぜ。嫌いなんだ。」

「はあ?」

「伸治くんだって気の毒だし。伸治くんと別れられないなら、もう、ここには来るな。」

「…」

「次ココに来たら、その時は俺、そーゆーことで良いんだと思うから!」

「…は、はいはい。分かりました!」


吉野はドアに寄り掛かり、
由衣が靴を履き立ち上がると、
ドアノブに手をかけた。

そして、

ドアを開けながら、
何かを確認するように、左の方をそーっと覗き見る。

前に、アンに見られていた時の学習だ。


そんな吉野の行動を、
由衣は見逃してはいなかった。



(何かある!あの先の部屋に、何があるんだろ?)


恋する乙女の勘は、スルドく敏感なのだ!
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