いちごみるく
だからはる君のこともあまり覚えていないの。


そしてそのことについて、精神科に連れて行かれて、記憶が一部なくなっているのも全部事故によるショックのせいだって言われた。



事故当時は、本当に何もする気が起きなくて、生きているのに死んでいるみたいだった。そんな中で生きてこれたのもおばあちゃんのおかげ。



私を引き取って育ててくれたのがおばあちゃん。



今では何不自由なく暮らせている。



自分1人でも大変なのに私を育ててくれるおばあちゃんのことが私は大好き。



だから安心してね。そう言ってからお父さんとお母さんに、はる君のことを報告した。



「今日ね...はる君に会ったんだよ。12年ぶりに。芸能人になったみたいでさ...びっくりしちゃった。また会えたらいいな~。」
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