修羅の道
「ありがとうございます!」



「あっ、」



そういって美優は僕に抱き付いてきたんだ



やばっ、嬉しい



「大丈夫?」



「はい!龍さんが護ってくれたから!」



ふぅ、危なかった



よくあんな大それた芝居が成功したな、成功するとは思わなくてまだ足が震えていたが、平気そうに装った



でも知らなかったんだ、その時美優のお父様が後ろにいたことを
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