『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
「今時そんなもの売ってるの?」
「百円ショップに行けば売ってるよ。」
「まさか、それで洗濯してるわけじゃないよね?」
隣に置いてある洗濯機は、どう見ても全自動だ。
「んなわけないだろ。
靴下とか、シャツの襟とか、先にこれで洗うと
綺麗に汚れが落ちるんだよ」
「石鹸で?」
「これは、洗濯石鹸。そういうのの専用の石鹸なの」
あいつは、お湯を使って、手際よくシャツを洗う。
「ほら!」
洗いあがったシャツを見て、びっくりした。
「すごい!汚れが落ちてる!」