『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
あら、そうなの~、七海も隅に置けないわね~、
なんて、陸渡を見て、デレデレ状態の母親。
私、あの人から産まれて来たんだよね?
一応確認しときたい。
良かったら今度夕飯食べに来てよ!
って、母の言葉に、ぜひ!なんて、
陸渡は満面の笑顔で応じてる。
あぁ、母よ。
あなたは完全にだまされているのですよ。
この俺様詐欺師に。
「もういいから、ほら帰るんでしょ!」
私は、陸渡の腕を引っ張って外へ出た。
なんて疲れる一日だ・・・。