『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
「おらっ!
花音もそう言ってることだし、
お前はここに座れ」
どうやら陸渡は、
俺の挙動不審な態度に、
すっかり確信してしまったらしい。
俺、今日の運勢良かったはずなんだけどな。
陸渡の横に、七海ちゃん。
その正面に俺と花音。
そして、俺たちの側面に紫。
俺は思わず、正座なんかして、
こめかみをかきながら、空を見上げる。
・・空は、こんなに青いのになぁ。
俺の心は、今からおこるであろう雷鳴にそなえて、
必死で防備シャッターを閉じた。