『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
俺が気を使って、後からコンビニを出たにもかかわらず、
陸渡が途中で七海ちゃんと道路を塞いでるから、
結局追いついちゃったよ。
「おい、待てよ。圭輔」
後ろから陸渡が走ってくる。
ん?心なしか、顔赤くないかい?
「なんだ?」
俺が陸渡を凝視したからだろう。
陸渡は俺に尋ねてきた。
「陸渡。顔赤いけど、まさかキスで?」
俺の言葉に、明らかに動揺した陸渡。
ん~、でも、陸渡がキスくらいで、こんなになるもんかね。