『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
陸渡と出会ってから、
毎日が楽しくて、
毎日が悲しくて、
毎日が切なくて、
そしてやっぱり、
毎日が幸せ。
私は、いつのまにか、
この迷惑な俺様彼氏を
いとしく思ってしまったようで。
「もう!
あんたみたいな男を放し飼いにすると、世間が迷惑するからね。
私が適当に懲らしめて、飼いならしてあげるわよ!」
陸渡は、お前みたいな馬鹿に俺が飼えるかよ、
って、ケタケタと笑った。
陸渡の笑顔の後ろには、青空が広がっていて、
私は、この幸せがいつまでも続きますように、
って、こっそり祈った--。