『短編集』

あたしは思い切り、タツヤに抱きついた。

この感触。

タツヤの腕。

夢じゃないよ!


“うれしい!!”


そう言いたいけど、

後から後から涙があふれて、
言葉にならない。

私は、ここが公衆の面前だということも忘れて、
大声で泣いてしまった。

後から考えたら、

すっごく恥ずかしいけど、

道の真ん中でプロポーズされたんだもん。

仕方ないよね?

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