幼なじみは先生
冷たくしないで

「あと、もうちょっと」

「真白、私がやるよ?」

「いいっ!あたしがやる!」
こんにちは、伊藤 真白です。 (高2 イトウ マシロ)
『真白ちゃん、ちっちゃいですねー!』
なっ!?
人が一生懸命、黒板を消しているのに!からかいやがって!

すると、あたしの手から誰かが黒板消しを取った。
「ちょっと、あたしがやるって言ったでしょ!っていっく」
むうぅー!
くっくるし

『いっくんって学校では言うなって言っただろ!』

いっくんはこの学校の先生をやっている。
あたしの幼なじみ。
あっ!いっくんの本当の名前は石川 晃(イシカワ アキラ) 23歳

「すっすいません」
ドンッ
「うわぁッ」
いったぁー!てか、押した人誰!?

「あらぁーちっちゃくてよく見えなかったわぁー!すいませんね。
晃先生おはようございます」
「石川先生〜おはよー」「先生おはようございます」

むっ!
むかつく!
ハートなんか出しちゃって!
「晃先生ーどこ行くの?」

『おい、伊藤、大丈夫か?』
「えっ!あっはい」

「あっ!いっく…先生、あたしが黒板消しします」
『伊藤』

「はいっ!」

『伊藤は背が低いだろ? 友達に今度から頼れよ?』

「はい」

『じゃぁ、俺が消すから』
「ありがとうございます」
ズキンッ

あっ、ヤバい涙出そう。
だって、いっくんが…!


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