幼なじみは先生


「……」


『…』


全然、授業が集中出来ない!


嫌、だってさ。
初めて何だもん…
いっくん以外の男の人に告白?されたの…


「あ…」

いつものようにまた膝で消しゴムを落としてしまう

拾わないと…ッ

消しゴムを取ろうと伸ばした手が隣の席からの手と重なる

ドッキーン☆

顔が熱さで上昇する

「あ…あはははは」

必死に作り笑いを浮かべながら手を戻した

『ん、これ』

連の手から消しゴムが机に落ちる

ドクン、ドクン

心臓が、やばい!

「はひがとっっっ」

か、噛んでしまった!

噛んじゃったよ!?

ちらっと横に目をやると
『フッ…』

と笑いで吹いた連がいた

最悪!!あたし!!!
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