幼なじみは先生



黒板に書いてある文字は


"伊藤真白と石川先生は付き合っている!"


との文字。


すると1人の女子生徒があたしに歩み寄って来た

「真白さん。これどういうことなの?」

みんながあたしを見る

「え…」

付き合ってなんかない!
ただの幼なじみなだけだよ!

いいたいのに喉がつまって言えない


杏は今、どんな顔をしているだろうか。

あたしは横目でちらりと杏を見てみた

「んなわけ…ないじゃん」
杏…?

「真白がそんなことすると思ってるの?!有り得ない!誰よこんなことしたの!」

杏が黒板まで歩み寄って文字を消していく。

………………

「じゃあ、これはどういうことよ!」

関川さんが一枚の写真を出してきた

ドクン…胸が高鳴る

誰がこんなの…


その一枚の写真にはあたしといっくんが手を繋いでいる写真

え…?
あたし、いっくんとは小さい頃しか手、繋いだ時ないけど‥

「あたし知らない‥」

やっと発っせた一言

「は?じゃあこれはなんなのよ!」

「どうせ誰かが合成したかもしれないでしょ。真白がそんなことすると思う?ね、真白」

………………

ブチッ

その時あたしの頭の中で何かがプツンと切れた
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