君のNo.1 ~接近~


探しに行こうか迷った

だけどもしかしたら

周りに騒がれ過ぎて

一人になりたくなったのかもしれないから

そっとしておく事にした


「…か?愛花?ねぇ、愛花聞いてる?」


「えっ?」


「もう…ずっと話しかけてたのに!」


皐の声は

全くあたしの耳に入っていなかった


「ごめん!何?もう一回言って!」


「もう」と言って一つため息をつくと

皐は話し出した


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