ピンチヒッター
桜庭亮が正太の背中をポンと叩き、バッターボックスに向かった

そっか、次のバッターは桜庭亮か

桜庭亮はバッターボックスに入る前に立ち止まり、こちらを見た


目が――合った



『心配すんな、俺に任せろ!』

そんな声が聞こえた
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