ダメ王子×わがまま姫
なんか少しドキドキしてる自分がいた。



「やっぱり可愛いなぁ。」


私の顔を見て言った。



ってか距離が近いよ?



私がじ〜っと見てると顔が近づいてきて…



そっと唇が重なった。




「俺は神楽 皆斗。恋人候補ってことで♪」



彼はそういって教室を出て行った。



残されたのは私一人だけ…。



あと…カラスが鳴いている。



『私のファーストキス!!』



静かな校庭に私の叫び声だけが響いた。





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