NICO
5
「…おい…おい、正輝!」

誰かの呼び声に、俺ははっと我に返った。

気が付くとそこはいつもと変わらない教室。

隣には友人の尚人がいた。
尚人は俺がぼけっとしていたのをからかっている。

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